前々から度々書いていますが、私の「パチンコの確率収束の考え方」とガチプロ系の方々のそれとはちょっと違うところがあります。
この違いは、少なからずとも私の立ち回りに影響しています。
ここ最近のことですが、あるガチプロ系の方の動画で「パチンコの確率収束」についての解説を聞いていて違和感を感じたことから、この「パチンコの確率収束の考え方」について理論を確立させてみました。このあたりのことを書いてみようと思います。
ちょっと難しい話かもしれないですが、私の立ち回りについても説明できると思います。
ガチプロ系が確率収束を説明する前段
ガチプロ系の方々が「パチンコの確率収束の考え方」を説明するのに、だいたい同じような前段の話があります。
- 大当たりまで1000以上ハマってねばったからといって、その分が戻ってくるとは限らない
- 1000ハマりした台がまた1000ハマりする可能性がある
といったことです。
これを説明するのに「1/319ぐらいの確率では1日ぐらいでは確率収束しない」ということを説きます。
ただ、ガチプロ系の方々が言いたいことの主たるは「1日ぐらいでは確率収束しない」ということではなく、「完全確率というのは、いつでも全く同じ当選確率で抽選をする。」というところです。
冒頭にガチプロ系と私の考え方とでは違いがあると書いていますが、この言葉そのものに特に異論は無く正しいと思います。
パチンコが完全確率である根拠
少なくとも私が良く使っている大型チェーン店では遠隔操作などの不正が無いと思っていますので、私の環境下でのパチンコは完全確率であることを信じています。
パチンコ店の遠隔操作が無いと結論付けているのは、数か月にわたって毎朝30分以上かけ、サイトセブンで膨大なデータを記録してきた実値データの平均値が、公表値の数値はほぼ近似値になるというのが証明できたからです。
仮に「「無抽選ゾーン」だとか「遠隔操作」があったとしても、そんなことはどうでも良い」というのが私の見解です。
実値データの平均値が、公表確率の数値とほぼ近似値となってくるのだから、ボーダー理論が覆る訳でもないからです。
実際の確率が誤差範囲を超えて悪くなっているのなら話は変わってきますが、私が調査した限りでは、実値データの平均値が、公表確率の数値とほぼ近似値となっているのが確認できているので、遠隔操作での大当たり調整は無いに等しい訳です。
だから、わざわざ遠隔操作ができる仕組みなんてなくても良い訳です。
私がたまたまデータを取った1店だけとかではなくて、複数店舗、複数の台、複数の機種でデータを取っても公表値に近づくという真実を主観なく自分で確かめられたので、今ではいくらハマりを喰らおうが「自分が大当たりを引けないだけなのだ」と思って黙々と打てています。
ハマりを喰らって「この店は遠隔だ!」の「無抽選だ!」のとやりきれない気持ちから言うのは分からなくはないですが、理論上は1/349であっても1000ハマりは17回に1回は出現する訳ですから、それなりにハマりは喰らうものだと私は思っています。
嫌なら打たなければ良いだけですから全く文句は無いですし、パチンコは公表通りのものだと思って打っています。
従って前述の通りで、ガチプロ系の方々がいうように「パチンコはいつでも全く同じ当選確率(完全確率)」に異論はないです。
前段についての見解
前段の話にも私の見解を述べておきます。
- 大当たりまで1000以上ハマってねばったからといって、その分が戻ってくるとは限らない
私の実戦でも証明しているように、ハマったからといって単発を引く場合もありますし、まして連チャンするかどうかなんて分からないと思っています。
これを簡潔にいうと「初当たりの確率と連チャンには全く関係がない」と考えていて異論はないです。
- 1000ハマりした台がまた1000ハマりする可能性がある
2連続で1000ハマりは意外と良くみます。
また先月私がパチンコの稼働を自粛した原因となったのがコレで、自力で1200回転ほど回して仕留めた次の回で1400を超えて単発でした。こちらについても異論はないです。
「確率収束する」対象範囲
今回の記事のポイントはココにあります。
前述までのガチプロ系の方々の説明に異論はないですが、この続きの話に違和感を感じたのでした。
「1/319ぐらいの確率では1日ぐらいでは確率収束しない」とあるのですが、このあと「お店全体で確率が収束する」といった話を出して説明するのです。
私が違和感を覚えた部分というのは「お店全体で確率が収束する」というところです。
「お店全体で確率が収束する」というのは、同じ機種が多数設置しているお店全体の台数分のデータを集めると公表値に近くなり確率が「収束する」と言うことです。
私も実値データを取ってきたのでそう言ってしまうのも理解は出来るのですが、1台のデータを1週間ぐらい取ったぐらいじゃ公表値に近づかない場合が出てくるのです。
大ハマりしたり、異様に早く引いたりと、確率の偏りがあったりするのに対して、回転試行回数が少なすぎるので「公表値に近づいているとは言えない」ような数字が出てくるため、「お店全体で確率が収束する」という説明になってしまっているのです。
前述の私の取ってきたデータも1日単位とか1台単位とかではなく、膨大な実値データを集めることによって公表値に近い数字になってくるのですが、「収束する」という動詞の対象範囲をお店全体といった単位にしてしまうと、その集計対象になる全台が主語の対象になってしまいます。
ホルコン?による遠隔操作は無い前提なのに、
「収束する」という動詞の主語を、お店全体の台といったお互いが非同期である台を対象にして計算して良いのか?(良いハズがないだろ?)
って事を私は指摘しています。
同じ機種の台であっても非同期であり同じものとは言えないものだから、データを味噌糞で混ぜたらダメだろ?ということで。
台毎に全く同じであることが証明出来なければ、データを混ぜたら正確なデータとは言えないということです。
公表値はあくまでも台個別の1台の仕様としての確率である訳だから、1台毎の個別で確率が収束するとすべきだ。
ということです。
少なくとも「お店全体で確率が収束する」と言うのは言葉の上では間違えだと思います。
でも実は私も過去に同じように書いています。
自分で言っている時は気が付いてないのに、人が言っているのには気が付いてしまうといったところですねw
(間違えた考えであれば正せば良いかと思います。)
ただ、日本語のうえでは間違えではあるのですが、実値が公表値の近似値になるということだと「ほぼ同意」です。
そしてパチンコ台の確率収束の主語は1台ごとの個別であると考えます。
すこし言い換えると「パチンコ台の確率収束は台個別に対しては言える」ということです。
過去履歴からの期待値を追う
冒頭に、私の「パチンコの確率収束の考え方」とガチプロ系の方々のそれとはちょっと違うところがあると書きましたが、基本的なところは殆ど異論はないです。
- パチンコは完全確率である
- パチンコには原則として遠隔操作はできない
- パチンコ台は公表通りの確率の仕様となっている
- ボーダー理論は上記を前提としたゆるがない事実である
といったところは全くもって同意します。
私の基本的な立ち回りはガチプロ系の人達と同じく、ボーダー理論の期待値稼働のため良釘で回る台を選びます。
では、ちょっと違うところは?というと「過去履歴を考慮に入れる」というところです。
私は、投資を出来る限り抑えたいので、直近にハマった台しか打たないです。
その真意は、それまでに大当たり出来ていない事実に基づいた次回の抽選での大当たりする期待値(期待収支ではなくて期待できる「大当たりする可能性(確率)」で考えている)と、大当たり回転数の出現確率を追う事にしたのです。
膨大な事実となるデータを私は自分の手で獲得したので、今、目の前にある打って勝ちを得られる候補台の過去データと類似する台で、早く当たりを引けている台を選ぶ訳です。
前のセクションで書いたように「パチンコ台の確率収束は台個別に対して言えること」とした考えなので、台毎の直近データが悪ければ、私は打つ台の候補にします。
だって「いつかは確率が収束するのだから、悪いままであるハズが無い」のです。
それがいつ収束するのかは過去の回転数によるところがあるので分からないです。
ですからハマりを喰らう事はもちろんあるのですが、毎日毎日初当たり確率が良い訳ではないし、毎回毎回1000ハマりする訳でもないということです。
私が本当に気をつけて勝ちにいっている時は、出来るだけ過去のデータも考慮して、確率が収束する事を前提にどれだけ直近に誤差があるかを計算しています。
収束値と、例えば10日平均とで引けてない方向で乖離があればあるほど打つ台の候補にします。
また、去年記事にもした「ハマり後の確率の戻り(跳ね返り)」があるという理論も私の立ち回りのベースになっています。
ただ「ハマり後の確率の戻り(跳ね返り)」については、理論的に説明が出来ない現象なので何とも言えないところはあります。
しかし、特定機種にだけ起こる現象では無く、データを取っている複数の機種で確認出来ている「ハマり後の高確状態」を信じています。
ただし、常に勝てている訳でもないから絶対に正しいとは思っていないです。
だから「原則はボーダーを基準に高水準で回せる台を打つけど、ハマり後の高確状態が見込める台であれば、そちらを打つ」ということになります。ハマり台でも回らない(回せない)台は打たないです。
- 大当たりまで1000以上ハマってねばったからといって、その分が戻ってくるとは限らない
- 1000ハマりした台がまた1000ハマりする可能性がある
この文章自体には異論はないです。
しかし私は、1000ハマり以上が4連続した台はデータ上でも見たことが無いです。
データ上というのは、実際に見た訳でも無くオンラインで公開されているデータという意味になりますが、私が今まで意識してみてなかでは3連続1000ハマりまでしか見たことがないので、3連続1000以上のハマりの台があるなら迷わず打ちます。
4連続1000以上ハマりを見たことが無いのですから、4連続1000ハマりはしないだろうという思考です。
早く当たる期待値もあるし、分布としての出現率として4連続も可能性が低い、それだけで打つ価値はあります。
でもこの台が爆連するかは分からないですし、爆連させられるかは自分の引き次第だと思っています。
入っている分が戻ってくるだろうなんて、全くと言っていいほど思っていないです。
しかし一方でガチプロ系の方々は、履歴は関係ないと言うわけです。
前述にあったように
「パチンコは完全確率だから」
です。
そうなのでしょう。いつでもパチンコは完全確率なのでしょう。
だから異存はありませんが、出現率低い可能性・・・というか、期待として「1000ハマりはしないだろう」という期待を私は追うわけです。
確率のうえで期待値が無い台とある台、同じぐらい回せる見込みがあるなら、私は期待値がある台を選びます。
私はそうしたデータの蓄積や経験に基づいて可能性を追っているのです。
ハマりなんて喰らいたくないに決まっているじゃないですか。打つだけだるいんだし。
だから、大勝する可能性を含んだ大けがしない台を打つわけです。
従って、私の立ち回りは、回る台でもデータが悪ければ打たないし、釘が良くて回りそうな台でも履歴が良い台は打たないのですから、むしろガチプロ系の人達よりも台選びのハードルが高いのかもしれない?です。
しかしこの立ち回りをし始めた一昨年から通算では、勝率は6割弱で3桁マソを超えるプラス収支なのだから、この立ち回りで良いと思っています。
でも私自身の引きが良いからだとはこれっぽっちも思っていないです。
トータルで勝てている理由はココに書いた通りだと思っています。
個人の確率収束
パチンコはスポーツ選手のように体格などに影響なく、老若男女、誰でも平等に遊戯が出来ます。
ですから、期待値稼働を徹底してボーダーラインを守っていれば個人の成績としても同じような結果になる、、、すなわち個人の確率も公表値に収束すると説いている人がいるのですが・・・私はそうではないと思っています。
いわゆる運の要素で大きく差が出てくると言っている訳ではなくて、誰もが平等に抽選を受けているとは思ってはいますが、前述にも記載している通り、台の選択によって結果に差が出てくると思っています。
前述に「パチンコ台の確率収束は台個別に対しては言える」と書きましたが、個人の確率収束は公表値には収束しないというこです。
みなさんのマイホにもオンラインでデータを公開しているところがあると思いますが、初当たり回数が付いた次の日に極端に回数が付かないことが多いと思います。
逆にそれでも回数が付く時もあるとは思いますが、初当たり回数が付かない時と付く時をしっかりと集計してみてください。
きっと大ハマりしたりして初当たり回数が極端に付かないことの方が多いのではないかと思います。
私は、前日に初当たり回数が付いている台は、原則として打たないです。
具体的に、1/319の機種での目安としては、1日に8回以上の初当たりを引いている台になりますが、もっと言うと1週間ぐらいの間に8回以上の初当たりがある台は避けています。
この点に気を付けている時は欠損が少ないですが、直近だけ見てしまって4日前に当たりが軽かった・・・ということがハマりを喰らっての反省材料となっていることが殆どです。
しかし、私自身が初当たりを公表値より誤差範囲を超えて早く引きすぎていると考えています。
自分ではハマっている感じしか印象にしかないので「めっちゃだるいわー」といった感じしかないのですが、記録している実戦データをかき集めてみたら、319の台での初当たりの平均は1/276ほどとなっていて、この公表値との乖離は誤差範囲とは言えない数値になっていると思います。
さぁ・・・これほどまでに上振れて誤差がある私の初当たり確率は公表値に収束するのでしょうか?
これから個人の確率が収束するためにどれだけハマるのでしょうか?
実数値をみてみると、もう319には収束出来ないような感じではあるのではないかと。
「パチンコ台の確率収束は台個別に対しては言える」すなわち「パチンコ台1台について確率収束する」ということは、遠隔信者以外の多くの方に納得してもらえるとは思っています。
それを理解してもらっている前提で私の考えとしてハッキリと定義として言えることは「パチンコ台1台について確率収束する」ということだけであるのだから・・・
台の確率収束に人の経験する確率収束は抗えないと考えています。
もう少し単刀直入に分かりやすく書くと、
下振れから収束に向かっている台を選ぶ人と、上振れから収束に向かっている台を選ぶ人とで結果に差が出てくる。という事を私は言っています。
人間には思考があるので、打ち始めの前提条件や遊戯中の過程にも偏りがありますから収支結果も異なってくると私も考えています。
確実に分かっている事は「パチンコ台1台について確率収束する」という事だけで、個人の確率収束を証明出来ていないのです。
違った視点で考えると「勝てるマインドが同じならば、大体同じような結果になってくる」とは思います。
私の唯一のパチ友Uさんがプラス収支であるように。
でも・・・この件についてはハッキリしたことが分からないので、考えだけを書いているだけなのです。
実証したいと思っていますけど・・・損をするような実証なんて態々したくないじゃないですか💦💦💦
おまけ
実数の連続性
一応私は理科系の知識は多少なりあるので「実数の連続性」についても考えてはいます。
これまで書いた内容で「1000ハマり」とかいう数字を書いていますが、1000回転ハマりは考慮するのに999回転は考えないのか?といったらどちらも考えます。
それをいっちゃうと0回転でも1000回転でも考慮するってことになるんじゃ?って話ですが、まぁ上下50回転までですかね?
データの振り分け上で分かりやすくするために確率の1/8倍から8倍で分布を表してみていますが、はざまの回転数で当たった場合も考えてはいます。
単に、パーセンテージとして大きく分けてみて、どういう傾向か?をみているだけだと解釈してもらえれば良いかと思います。
きっちり「何回転になったらやめる」とかいうのは無いですが、1/319で50%当たる確率があるという222回転は考慮に入れて打っています。
補足として書いておきますが、昨日HORIKO★さんに「無抽選ゾーン」?の話をもらったからこの記事を書いたわけではないです。まぁ早めにこの記事を仕上げないとなぁとは思いはしましたけどね・・・
実はこの記事の書き初めは去年の11月中旬ぐらいにさかのぼってで、結構、言い回しに苦戦したりしてなかなかうまく書けなかったのですが、ようやくここまで書けた感じで公開に至りました。
後から付け足すことはあるかもしれないですが、今のパチンコでの私の立ち回りの全てをまとめたような、大作ですねw
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