前回の続編になります。前回の記事は以下リンクを参照ください。
収支によって遊技をヤメるかを決めている訳ではない
前回の最後に「今日投資した分が今日戻ってくるとは思っていない」という話をしたのですが、それでは私はどういうタイミングで遊技をやめるのでしょうか?
みなさんのほとんどは
- 軍資金が枯渇した
- 出玉が枯渇した
- 収支がプラスになった
- 爆連して大きくプラスになった
といったことで、その日のパチンコ収支によってヤメ時を決めているのではないでしょうか?
実は私もみなさんと同じで、以前は前述に挙げたような理由がヤメ時でした。
その1番の要因は軍資金の制限があるからだと思います。
今はというと「軍資金が枯渇したからヤメる」ということは、ほぼ無いです。3000ハマり程度なら耐えられる余剰があります。
「出玉が枯渇したからヤメる」というのはあるかもしれないです。
今は隣県の非等価店も使っているのですが、貯玉や当日作った持ち玉が尽きて、現金投資をすることになるとボーダーが交換ギャップ分あがってしまうので、対ボーダーでマイナスが大きくなるような回転率しか出せないようなら出玉が枯渇した時点でヤメるかもしれないです。
「収支がプラスになったからヤメる」とか「爆連したからヤメる」というのは、結果的に即ヤメするということになることは多々ありますが出玉が付いてきたのが理由ではないです。(後述します)
だいたいはその機種の大当たり確率の50%(中央値)を超えたぐらいか、大当たり後の即ヤメが多いです。
ケースが多くありますし、状況によって様々なのでこの部分の説明が特に難しいのですが、一旦私の思考を書いてみようと思います。
中央値を超えた付近でヤメる理由
基本的に私は直近の初当たりが重い台を選んで打っています。理由は「台毎に確率収束することを知っているから」です。
どの台でもだいたい100回ぐらいの初当たりで公表値に近い誤差上下10%ぐらいの範囲の確率に収まってきます。
勿論、確率分母が重い台ほど上振れ、下振れがあるので、初当たり100回が妥当な収束ラインではないのですが、以前に記事にもした『リゼロ2』の場合は、どの台もだいたい初当たり100回ぐらいで収束してきたなぁといった感じでした。
話を戻しますが、特に夜からの実践の時に多い選択で当該ハマり台を選びます。
通常1000回転とか、それに近い回転数だったり、それ以上回っていてハマっている台を意味します。
ハマり台を選ぶ理由は
- 初当たり出現率が少ないから
- 当該での初当たりを取った後の早い回転数での当たりに期待している
この2つぐらいになります。
「初当たり出現率が少ない」というのは、ハマればハマるほど出現がレアになるので、それは逆を言うと当たる確率があがるからです。ハマった投資が戻ってくるかは分かりません。
「中央値を超えた付近でやめる」理由はこの2つ目にあって、早い回転数での当たりというのは、大当たりの期待確率の50%以下を目安としているからです。
具体的には・・・確率分母1/319の機種なら222回転程度、『リゼロ2』(1/349)であれば250回転程度を目安にしているということです。
この50%がヤメ時の妥当であるとは思ってはいないのですが、ハマり台を選んでいる根拠に「早い回転数での当たりに期待している」わけなので、50%以上になったらその思惑とは違うものになっているからスパッとヤメるということです。
無論、中央値を超えて直ぐ、私がヤメて1発目で当たるかもしれないことも承知の上ですが、納得してやめられるなら何でも良いと思っています。
50%なら「裏か表か」の勝負に負けたと考えれば分かりやすいです。
勿論例外もあって、メチャクチャ回る台なら回転数に関係なくぶん回すし、時間があるなら続行しますが、前提にあるように夜からの実践の場合は遊技出来る時間が少ないので、結果的に中央値でヤメることが多いといった訳です。
大当たり後に即ヤメする理由
前のセクションにもあるように、直近の初当たりが重い台を選んで打っているのですが、直近の重い期間と自分が回して得た初当たりを合わせて計算すると、公表値を上回るような確率に復帰して、当たりが軽すぎると判断して即ヤメすることも多くあります。
だいたいそのヤメる判断をした初当たりが、その前の当たりからまもなく当たった場合に即ヤメすることが多いです。
一旦、自分のヒキを公表値通りに引ける前提に基準を考えているのですが、5回ぐらいの初当たりで公表値より30%も初当たり確率が良いなんて場合は、中央値まで回さずに「軽すぎる」と判断します。
ただこれもしっかりとした根拠があるワケではないのですが、別にヤメる理由がハッキリしているなら何でも良いのです。何か理由付け出来れば、スパッと切り替えられますから。
半年ほど前に統計学を理解するために高校数学から勉強したのですが、統計学とパチンコは密接な関係があると思っていて勉強してみて良かったです。正規分布を活用すればもっと正確にヤメ時の根拠を導き出せるかもしれないとは思っています。
確率的にどういう状況であるかはヤメる条件の因子としても考えていますが、ハマり台を打つとかいう根拠もボーダー理論から導き出す期待収支から少しだけプラスになる程度だと思っていて、原則は「ボーダー理論」「期待値稼働」をベースにしています。
ざっくり簡潔にいうと低投資で回してなんぼです。
ヤメ時のケースについては色々あるから一概にはなんとも言えないけど、だいたいこんな感じで考えています。
大ハマり後こそ戻ってくる
最近では、大負けした後ほど「パチンコに行かないと・・・」と思いますし、25000発とか大勝ちした後は「明日は休みだけど別に行かなくてもいいな」と思います。
大負けした内容にもよりますが、特に初当たりが重くて引けなかった後は、続けて同じことなんて滅多に起こらないと私は考えるのです。
数パーセント以下なんていう大ハマりを喰らって、続けてもう一度ハマりを喰らうなんて滅多に無いのですから。
更に元々直近履歴の悪い台を打ってのことなので、確率が発散するような台なんて無いのです。でも直近履歴が悪い台を毎回ひたすらに選ぶことで、自分が大ハマりを喰らう可能性を消しています。
だってハマり回転数の分布もほぼ理論値通りに出現するのですから。
ただそれでも出玉が付いてくるとは思ってはいなくて、あくまでも初当たりが更に悪くなるようなことは起こらないと思うだけです。
大負けをしたら資金がショートしてパチンコが打てないといった悪循環が、余剰があることで続けてパチンコが打てるのですが、何故かバイオリズムが逆転して収支がプラスになっていくことが多いです。
「ボーダー以上出し続けていれば必ずプラスになっていく」
ということを信じて、ひたすらにぶん回すだけです。
ここに収支がプラスだマイナスだとかいう因子が殆ど無いように、結果的に出玉が付いてきているという感覚なのです。
以上が、今現在の私のパチンコに対しての考え方の殆どになるかと思います。
どうでしょう?殆どの方と考え方や感覚が対極になっているような感じなのだと思いますが、仮にこの考え方が勝つためには正しかったとしても、対極になっているので理解するのは難しいかもしれないです。
私がそうだったように、何も考えずに低投資で回してなんぼを徹底して実践した結果に振り返ってみるのが、理解出来る早道なのかもしれないです。
てちゅさん、お疲れ様です
低投資で回してナンボ
そうですね
打てる時間と忍耐と
低貸しは資金は1/4ほどになるのであまり気にしませんが…
私は真逆かな〜どちらかというと
数時間当たらない時間をコツコツと回す、言わば釣りのようなものは私は苦手なんで、逃げてしまいます
なので意外と回らない台で
早くに当たり、次の当たりを目指すのに回しにくくて
苦痛を感じること
これが即やめに近いかな
てちゅさんのようなスタイル(パチプロみたい)に憧れますね〜
私は前述したようにその台に対しての実期待値との比較をしたいから打ち始めた台は当てにいきますが、HORIKO★さんもブログみてると4時間ぐらいは打っているように読めるので、台が違うだけで打っている回転数は1台打ち切るのと同じような感じになるんじゃないですかね?
てちゅさんは、打つ台の選択も、やめるタイミングもしっかり決めてるのが勝つ秘訣かもですね。特にやめるタイミングを決めておくというのは良い気がしますね。ヤメ時ってなかなか難しいのでw
どうなんですかね?
でも後から出されても後悔しないようにはしていますね。自分では当てられなかったと。
お久しぶりですこんばんは。
ひとつ教えていただきたいのですが、今までてちゅさんがよく打たれているリゼロとかあるじゃないですか。
これ平均で例えば今まで1/275の確率で初当たりを引けていたとした場合に、てちゅさんだけにとっては1/319ではなく1/275の機種だと仮定で考えた時、そのボーダー回転数というのは算出できるものでしょうか?
とても興味があるので教えていただければ嬉しいです😆
こんばんは、お久しぶりです。
結論からいうと算出出来ますよ😄
初当たり確率が変わったとしても一回の初当たりに対しての期待出玉は変化がないので、意外と容易に計算出来るのではないかと思います。
1/319.6で16.7回転/Kということは、319.6回転に到達するまでに必要な金額は、
319.6÷16.7=19.1377…K
つまり7655発ほどが1回の初当たりの期待出玉になります。
これが275回転で1回で初当たりが取れるので
275回転÷新ボーダ=19.1377…K
新ボーダ=275回転÷19.1377…K
新ボーダ≒14.37回転/K
となります。
お分かりいただけましたかね??